今日は梅雨前線が活発になっているとのことで、西日本から東日本の太平洋側を中心に大雨のところが多いそうです。
皆さんもお気をつけください。
え、太平洋じゃなくてアゾフ海沿岸だから大丈夫ですって!?
そちらはそちらで、違った意味で気をつけてください。

さて、今日は久々に宇宙ネタを二つほど。
「ボイジャー1号」、完全復活–すべての科学機器がデータ送信を開始

直っちゃいましたよ、凄いっすね~!!
数ヶ月前には、意味不明な信号を送りつけるという故障に見舞われていたハズですが、何をどうやったら直せるんですかね?
ちなみに、240億㎞以上離れているんで、地球とボイジャー1号との通信には往復45時間以上掛かるらしいですよ。
そしてこの先ですが、2025年までは地球との通信に十分な電力を作り続けることができるそうです。
てことは、この先調子良くても来年には通信が途絶えちゃうんですね。
で、更にその先ですが、地球と交信ができなくなってもやがて全ての電源が完全に落ちても、宇宙空間なので止まることなく漂い続けることになります。
Wikipediaによると、5万6000年後にはついにオールトの雲を抜けるそうです。
全日本宇宙愛好会永年会員の皆さんはもちろんご存知かと思いますが、念のために説明しておくと、オールトの雲は太陽系の一番外側の天体群です。

お次です。
約338億光年かなたの銀河「JADES-GS-z14-0」を発見 観測史上最も遠い銀河

本当にこういう研究をしている人たちって凄いですよね。
マニュアルフォーカスのレンズを使って写真を撮っていると、なんとなく距離感が掴めてくることがありまして、私も3m/5m/10mの距離はだいたい分かるようになってきました。
ゴルフとかやってると、ヤード換算ですがもっと長い距離も見当付きそうですよね。
ただ、338億光年先と言われてもまったく想像付きません。
しかも、”JADES-GS-z14-0には水素と酸素の電離したガスが存在することが示されました。”ですって。
338億光年先の大気の組成が分かるって、なんなんすかね。
10m離れたら、味噌汁の具だってなんだか分からなくなりそうですけどね。

てことで、いかがでしたか?
毎度ながら、宇宙の話をしていると規模が大き過ぎて訳分かんなくなりますよね。
そして、そんなとてつもなく巨大な宇宙がいくつもあるとするマルチバース説や、宇宙自体が実はとんでもなくでかい何者かの脳である説とか、私は好きです。

ではでは、今日はこの辺で。