3月18日、今日は「精霊の日」だそうです。
ちなみに、この場合は「精霊」と書いて読み方は「しょうりょう」です。
柿本人麻呂、和泉式部、小野小町のお三方の命日なことが関係しているようです。

小野小町と言えば、一説には小野篁(おのの たかむら)の孫とも言われています。
小野篁は平安時代の貴族でありながら文武両道だった人です。
そんな小野篁の血筋を引くと自称していたのが、平安末期から鎌倉時代にかけて、現東京の八王子を中心に勢力圏を持っていた武士集団、横山党です。
で、今の聖蹟桜ヶ丘駅付近に当時小野村という集落があって、そこの鎮守として小野神社という神社がありました。
横山党の人たちは、自らの先祖の「小野」を冠したこの神社を手厚く庇護します。
そして、朝廷にも小野神社を猛アピールし、結果、武蔵國の一宮に列せられたなんて話もあります。

他には、台東区の入谷駅近くに小野照崎神社という神社があって、こちらはまんま小野篁を祀った神社です。
てことで、当時の話で残っているのは、当然都(京都)の話が多いですが、小野さん絡みはなぜか東京にも多いです。
ついでに、チャック・ベリーと伝説のベーシスト、ポール・ジャクソンの命日でもありました。

さて、この勢いで柿本人麻呂と和泉式部についても・・・・・
え、しなくていいんですか!?
助かります。語れることないんで・・・・・
このひと手間が愛おしい。「PENTAX 17」と過ごす、フィルムカメラのある日常

てことで、唐突にカメラの話題です。
PENTAXさんとしてもカメラ業界としても、昨年約20年ぶりに発売されたフィルムカメラ、「PENTAX 17」の話題です。
先月、ワークショップに参加した様子を当ブログでも紹介したので、八割方は覚えていらっしゃるかと思います。
そして、今回レビュー記事を書いてらっしゃるのは田中利幸さん。
この方はとてもカッコイイポートレートを撮る方です。
どこかスナップっぽい感性もあるなと思っていたら、やっぱスナップも上手いですね。
田中さん、「PENTAX 17」持って平安時代に行って、小野小町を撮ってきてくれませんか~!?