5月8日、「世界赤十字デー」です。
赤十字の創設者、アンリ・デュナンが1828年の5月8日に生まれたことにちなみます。
彼が亡くなったのが1910年とのことですが、昨日のブログで触れたカミーユ・クローデルが1864年生まれ1943年没ですので、時代的にはだいたい被ります。
また、アンリはスイス人でカミーユはフランス人ですが、アンリは何回かフランスも訪れているようで、どこかでニアミスしていたかもしれません。
そんなアンリもまた、カミーユとは違ったベクトルで波乱万丈です。
赤十字を創設し、第1回ノーベル平和賞を受賞と聞くと、常に第一線で活躍した偉人のような気がしますが、実は事業に失敗して破産後、ホームレスのような生活を経験していたりもするそうです。
なかなか物語性がありそうで、伝記本は世界中で出版されていますが、映画になったという話は聞きません。
私が知らないだけかもしれませんが・・・・・。
誰か作ってくれないかなあ・・・・・。

さて、昨日は観た映画の話でしたが、今日はこれから観たい映画の話題です。
『急に具合が悪くなる』映画化決定。監督:濱口竜介(ドライブ・マイ・カー)/フランス・日本・ドイツ・ベルギー国際共同製作

おおお、濱口監督の新作ですね!
私は昨年『悪は存在しない』を観てまして、感慨深かったので期待大です。
そしてストーリーを読むと、原作の本自体、とても面白そうですね。
存じ上げませんでしたが、哲学者の宮野真生子さんて方もかなり興味深いです。
”「偶然と運命を通じて、他者と生きる始まりに充ちた世界を愛する」”
シンプルで強く美しい言葉です。
これは、原作と映画の両方を見てみたいです。

もう一つ。
祝、日本公開決定! 世界初、2度と同じ映画が観られないブライアン・イーノのドキュメンタリー映画『Eno』。日本向けソフトウェア「Brain One」を開発し実現。

これは・・・・・音楽に興味ない方には申し訳ないですが、逆に音楽好きであればとても楽しめそうな映画です♪
デヴィッド・ボウイ、トーキング・ヘッズ、U2、そしてロキシー・ミュージック辺りが好きであれば、ブライアン・イーノの名前はご存知でしょう。
そんなブライアン・イーノのドキュメンタリーというだけで面白そうなのに、”この作品の最大の特徴は「同じ映画が2度と上映されない」ということ。アルゴリズムによりソフトウェアを監督とエンジニアが開発して、シーンをランダムに構成する、史上初の「ジェネレーティブ(生成型)」映画”とのこと。
とても彼らしい、実験的な試みですね。
なお、上映期間は”7月11日〜17日(東京)”とのこと。
これは、うっかりすると気付けば終わってたパターンですね・・・・・。

ということで、今日はこの辺で。