皆さんゴールデンウィークはいかがでしたか？
仕事だったという方はお疲れ様でした。
私はといえば、5日に東京都府中市の大國魂神社の例大祭「くらやみ祭」に行ってきました（一人で）。
今日はそこで起きた不思議な話をば・・・・・。
トイレを探していたら仮設トイレを見つけました。
良く建設現場とかにもあるアレですね。それが三つ四つあって、男女の区別はありませんでした。
で、先客として4、5歳くらいの女の子が一人順番待ちをしてたので、私はその後ろに並びました。
そしたら、たぶん30歳前後の超ヤンキー姉ちゃんが寄ってきて私に話しかけてきます。
「さっきこのトイレ使ってたらカギかけ忘れて誰かに開けられちゃったのよ！ま、アタシだから良かったけど(笑)、この子（と、私の前に並ぶ女の子を指して）ん時だったらかわいそうじゃない。アナタちゃんとカギかけるか見といてあげて！」
そう言い残すとどっかに消えてきました。
（この子の親でも知り合いでもないんかーい！）と心の中でツッコミつつ女の子を見ると、目が合ってしまします。
もうこの段階で半分くらい他人な気がしなくなってます。
やがて女の子の番になったので一緒にドアの目の前まで着いていってあげて、「これがカギだからね、ちゃんとかけてね」と伝えました。
女の子は聞いてるのかいないのか、それには返事をせずに、おもむろに被っていた帽子と肩に掛けていたポーチを外すと、「これ持ってて！」と言い残してトイレに入ってしまいました。
これがその時の預かり物の写真です。
戸惑いつつも、女の子がちゃんとカギをかけたかどうかは外から判別がつかない作りだったので、ヤンキー姉ちゃんの時のように誰かが開けてしまわないよう、ドアのすぐ前に立ってガードしていました。
隣のトイレが空いても、他の人に譲るしかありません。
すると、勢い良く女の子がドアを開けて、私の目を見上げながら訴えかけてきます。
「ハチがいてムリ！」
それはいいんだけど、女の子はすでにズボンとパンツを床に脱ぎ捨ててます。
女の子が外に飛び出さないよう注意しながらその子が指さす方を見ると、確かに床に小さな虫がいます。
絶対ハチじゃないんですが、私にもそれを女の子に諭す余裕がありません。
虫さんには申し訳ないんですが、そいつを踏み潰すと、「もう大丈夫だよ」と言って女の子を中に押し戻しました。
しばらくして、無事用を終えたようで、今度はちゃんとパンツもズボンも履いた女の子が出てきました。
女の子は私に預けていた帽子とポーチを受け取ると、「ハチきらいなの」と言い残して雑踏に消えていきました。
一体なんだったんですかね？？
後から考えると、そこは大國魂神社の境内でも末社の稲荷神社のすぐ側です。
女の子もヤンキー姉ちゃんも、狐だったかもしれない・・・・・。
そう思うことにした、ゴールデンウィークのひとコマでした。
皆さんのゴールデンウィークの不思議体験もお待ちしています！
ファックス番号は、「東京03、狐だとしてもあのヤンキー姉ちゃんは可愛かったな」まで。
ではでは、今週もよろしく～
