赤道ギニアのニュースて普通に日本で暮らしてたらなかなか入って来ませんよね。
赤道ギニア爆発事故、死者98人・負傷者615人に

不幸なニュースなので喜んじゃいけませんが、せっかくなので調べてみましょう。
赤道ギニア

色んな意味で興味深い国でした。

「首都であるマラボはビオコ島にある。大陸部分に海外領土でない領土を持ち、首都が島に存在する国は赤道ギニアとデンマークのみである。」
「テオドロ・オビアン・ンゲマ現大統領は1979年の就任以降在任を続けており、アフリカ最長の長期政権となっている。」
「油田の創業以来経済成長が著しく、(中略)2016年の一人当たりGDP (PPP) は推計で38,600USドルに達し、アフリカ大陸では最も高く、先進国並の水準となっている。(中略)しかし、(中略)所得格差は世界最悪水準となっている。」
「赤道ギニアに鉄道は存在していない。
「長くスペインの植民地であったため、言語はアフリカ大陸で唯一スペイン語を公用語としている。また第二公用語としてフランス語も導入している。現地語であるファン語やブビ語は主要言語である。また、ポルトガル語諸国共同体にもオブザーバーとして参加し、ポルトガル語も第三公用語としている。」
「宗教は大部分がキリスト教で、中でもローマ・カトリックが最も多く、人口の79.9%(2000年)を占めている。」

細かい数字はともかく、ざっくり上記の内容が語れれば、日本じゃ十分「赤道ギニア通」を自称出来るんじゃないかと思います。
因みに、カトリック系の国に植民地支配された地域は大抵キリスト教(カトリック)に改宗させられますし、逆にプロテスタント系の支配だと比較的土着の宗教が生き残る傾向にあります。
赤道ギニアもポルトガル(カトリック)に発見され、その後スペイン(カトリック)の植民地だったとのことで、宗教に関してはやっぱりね、て感じですね。

さて、赤道ギニアでは油田が発見されるまではコーヒーが主要な輸出品だったそうで、最後にコーヒーの話題を。

拝啓、コーヒーを飲むあなた 見知らぬ人同士、送り送られ 国分寺 手紙添え、おごる一杯

西国分寺の駅の側にあるお店ですよね。存在だけは知ってますよ。
私が利用するかはともかく、こういう性善説に立ったサービスがなくならない世の中であって欲しいな、と思います。